3Dモデル共有の最大手ThingiverseがMyMiniFactoryに買収され、クリエイター重視の運営に移行します。
英国のキュレーション型3DモデルプラットフォームMyMiniFactoryが、世界最大の無料3Dモデル共有サイトThingiverseをUltiMakerから100%買収しました。約800万人のユーザーがMyMiniFactoryのエコシステムに合流します。
背景と意義
Thingiverは2008年にMakerBotとともに誕生し、3Dプリントコミュニティの象徴的な存在でした。その後MakerBot→Stratasys→UltiMakerと所有者が変遷する中で、PrintablesやCultsといった競合に押されていました。
MyMiniFactoryは「SoulCrafted」(人の手による意図と感情を込めたものづくり)運動を掲げ、これまでにクリエイターへ総額1億ドル以上を還元してきた実績があります。Thingiverは2024年に買収されたYouMagine、SoulCrafted Slicerとともに同社のエコシステムに統合されます。
新CEOのRomain Kidd氏は「あらゆるプラットフォームがAI生成物であふれる中、人間のクリエイティビティこそが商品であり、トレーニングデータではない」と語っています。Thingiverの無料共有精神は維持しつつ、クリエイターへの持続可能な収益化の道が整備される予定です。
3Dモデルを公開・共有しているクリエイター仲間にとって、今後のプラットフォーム選びに影響する大きな動きです。
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ソース: GlobeNewsWire / 3Dnatives