オランダの開発者F12(Wybren van Keulen氏)は2026年2月25日、樹木生成ソフトウェア**樹木生成ツールThe Grove 2.3、シーンに直接描画が可能に**をリリースしました。The Groveは生物学的に正確なアルゴリズムで樹木モデルを生成するツールで、BlenderとHoudiniのプラグインとして提供されています。
バージョン2.3の目玉は、Drawツールの強化です。これまで既存の幹に枝を描き足す用途が中心でしたが、新たにシーン内に直接「木そのもの」を描いて配置できるようになりました。地面やオブジェクトの上に直感的に樹木を生やせるため、背景制作のスピードが上がります。
また、枝のカーブを滑らかにするSubdivideオプションの追加、樹皮テクスチャのリピートが枝の太さに応じて自動スケーリングされる改善、さらにリアルタイムエンジンやthree.js向けにメッシュ構造を分割出力する機能も加わりました。シミュレーションデータの保存量は75%削減され、ファイルサイズの大幅な軽量化が実現しています。
Houdini側では新たにHoudini Indie(年間収益10万ドル以下向けの廉価版)に対応し、フリーランスや小規模スタジオでも利用しやすくなりました。VFXや建築ビジュアライゼーションで自然環境を扱う方には心強いアップデートでしょう。
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ソース: F12 / The Grove